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幸福の木の花

ご覧いただいてありがとうございます。
以前、珍しいできごとがあったので、
忘れないうちに日記をあげさせてもらいます。
2016年12月13日 会社の観葉植物につぼみができているのに気づく。
それから茎はどんどん上に伸びていき、
つぼみの塊が10個ほどできる。
ネットで検索したところ、
幸福の木(ドラセナ)という種類で
花が咲くのはとても珍しいそう。

この花は会社の開店祝いにもらったのではと記憶しており、
最初は小さかったが、今は165cmは余裕で越えてそうだ。
20年以上育てているが、その花は今まで誰も見たことがなく、
ただの観葉植物のひとつだった。
社内の皆がつぼみの成長を毎日楽しみに眺めていた。
なかなか咲かないので、夜にひっそりと咲いているのではなど憶測も楽しい。

12月26日朝、ついに5個の小さな白い花が咲いているのを発見。
みな幸せを実際に目にしたかのように湧き立ち、興奮。
しかし、30分もするとまたつぼみに戻ってしまった。
それから、また1時間ほどして今度は数えきれないほど花を咲かせた。
むせかえるような花の香りが広がり、花が開いたと自己主張がとても強い。

次の日にはもう閉じていて、アイボリーのつぼみばかりだったのに
枯れたような色も出てきた。
満開の時を写真に撮っていなかったのが悔やまれる。
たった一日、それもわずかな時間しか咲かないのだろうか。
幸福の木の花のはかなさよ。
けれど年末に楽しい思い出をありがとう。
来年はきっと、いや間違いなく良い年になりそうだ。

年末年始の休みを過ぎて、新年には枯れてしまった幸福の花。

はかないからこそ美しい、気をそそられる、そんな存在でした。

また出会える日を夢見ています。

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